本会は、「1954年の水爆実験で、放射能マグロ騒ぎが起こり、築地魚市場はもちろん日本中がパニックになりました。457トンものたくさんのマグロが地中や海に捨てられ、魚屋さんや、お寿司さん魚河岸も、お手上げになりました。その教訓を忘れないようにしたいのです。埋められたマグロ、食卓に上ったマグロにも、マグロ好きな日本人らしく、供養と感謝の思いをよせて作りたい」との大石又七さんの呼びかけにもとづき、築地の中央市場への建設の要請と署名及び10円募金活動を行ってきました。その結果署名は2万2千名、募金は約300万円が集まりました。これは全国各地多くの賛同する人たちからの支援、とくに小・中学校の生徒からの支援も多くありました。
築地の中央市場を管理する東京都からは市場の移転や改修計画を理由にプレートの設置のみが許可され、2000年の1月8日に中央市場の正門にプレートを設置することができました。又、本来ならば築地に置くべき『塚』は暫定的ながら第五福竜丸展示館前に設置する事になりましたが、いずれこの塚は、築地の市場に設置すべきものと考えています。
97年当初はマグロ塚をつくる会といっても、大石さん一人から署名・募金活動を開始され、その後徐々に支援の輪が拡がってきました。今後とも築地の中央市場への塚の設置実現のためには、大石さんや多くの人たちが協力して持続的で広い活動を行うことが必要とされています。その為にも『築地にマグロ塚をつくる会』の会則等をつくり、機能的に運営し、多くの支援してくれる方にその活動の内容を伝えたいとおもっています。
会 則
1. | (名称所在) | この会は『築地にマグロ塚をつくる会』
と称し、代表は大石又七。連絡先は事務局及川まで。電話:090-4818-7709 メール:jcpd@peace.email.ne.jp)まで。 |
1. | (目 的) | この会は築地にマグロ塚を設置するための活動をおこないます。またこれに係わるビキニ事件の実相広めるための活動・核兵器廃絶のための活動を行います。 |
1. | (事 業) | この会は目的達成のため必要な宣伝、組織事業活動を行います。 |
1. | (組織と運営) | この会は会の目的に賛同する個人をもって構成します。
会は年一回総会を開催します。総会にはすべての会員が出席できます。
総会では会の運営方針、役員他必要事項を決定します。
会の役員は、代表 運営委員
総会の間の運営は役員による運営委員会があたります。 |
1. | (財 政) | 財政は会費および目的に賛同する寄付・事業活動によってまかないます。会費は年間1000円とします。 |
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