2016年10月8日土曜日

第6回「ビキニ被災検証会」のお知らせ

第6回「ビキニ被災検証会」
 シンポジウム「隠された核被災・ビキニ事件の真相に迫る」
核被災・ビキニ事件に日米政府と科学者たちはどう関わってきたか―
汚染マグロを廃棄した延べ1000隻(実数550隻)約10000人の関係者のいるビキニ事件が、第5福龍丸に矮小化され、その乗組員さえも「被ばく手帳」が支給されていません。事件直後にアメリカ国務省に渡っていた被災記録が日本では60年たって開示されました。「誰が、なぜ事件を闇に葬ろうとしたのか」32年の追跡調査でようやく真相が見えてきました。放射性降下物による晩発性障害の危険性を明らかにすることが今、「フクシマ」のこれからのためにも求められています。
主催・「ビキニ被災検証会」
協賛・「15年戦争と日本の医学・医療研究会」「核、生物兵器、化学兵器に反対するABC企画」「被ば
くの歴史・平和学市民コンソーシアム」その他関連研究会(要請中)
・日程―1113日(日)  午後1420分~1730分(14時開場)
会場エデュカス東京(全国教育文化会館)7階ホール 千代田区2番町122
     JR市ヶ谷駅下車徒歩7分、地下鉄有楽町線麹町駅下車2分(56番)
日本テレビ麹町ビル向かい 地学会館の隣      TEL03-5210-3511
参加費 500円(資料代)
パネリスト
1、「ビキニ被災船員調査で見えてきた国家の犯罪」
山下正寿(「ビキニ被災検証会事務局長」)
―日本の公文書から見える政府の対応、被災船員の血液・歯の調査、厚労省「研究班」の捏造の報告書、「ビキニ国家賠償請求訴訟」の原告が政府に求めること-

2、「戦後『放射線安全ムラ』形成史 ―ビキニ事件と体内照射研究を巡る確執」
堀田伸永(現代史研究者)
―原爆症調査研究協議会、原爆被害対策に関する調査研究連絡協議会、七三一部隊関係者、統一教会関係者、中泉正徳、重松逸造、御園生圭輔、熊取敏之らの問題を含むー

3、「ビキニ事件と向き合った科学者・西脇安」 山崎正勝(東京工業大学名誉教授)
―ビキニ事件と日本の科学者の対応、核兵器廃絶運動の出発点「ラッセル・アインシュタイン宣言」への道筋、日本の核開発と科学者の関わりー
 
・コメンテーター 高橋博子(明治学院大学国際平和研究所研究員・客員、グローバルヒバクシャ研究会共同代表)

―米公文書などを通じ、米核実験と日本の関係を解明し、報告へコメント―

築地市場の見学会のお知らせ

築地市場見学会の方は、10月15日(土)朝9時30分に「築地本願寺」正門前に集合してスタートします。  (交通経路は、地下鉄・日比谷線「築地」駅1~2分)   ご参加される方は、当日の昼食会(12時~13時)のお店の予約申し込みをしたいので、ご参加頂ける方は、  10日(月)までに 「ツアー参加ならびに昼食会出席の有無」のご連絡を頂ければ、と思います。   (なお万が一、大雨、台風等の場合は延期致します。その場合は4~5日前に判明次第、ご連絡致します。)   参加申し込みは、以下まで。  

高橋省二  ta-yo@hyper.ocn.ne.jp              090(4385)7973

2016年9月29日木曜日

久保山愛吉忌9・22平和集会

久保山愛吉忌 9・22平和集会参加の呼びかけ

1954 年(昭和29 年)ビキニ水爆実験被災から半年後の9 月23 日は、「原水爆の被害者はわたしを最後にしてほしい」という言葉を残して久保山愛吉無線長が亡く亡くなった日です。その後、第五福竜丸の乗組員であった大石又七さんを中心に10 円募金を行いマグロ塚の設置を要望してきました。しかし市場の移転問題により市場には『塚』ではなくプレートのみ許可され、1999年中央市場の正門に設置できました。その後、暫定的に第五福竜丸展示館の横に『マグロ塚』を設置することができました。
 私たちは、いずれこの『マグロ塚』は築地の市場に移設されるべきものと考え、運動を継続してきました。
 予定では築地中央市場は豊洲に移転し、2016年11月7日より解体が始まることになっていました。また、跡地利用については今後検討されると思いますが、この跡地の一画に『マグロ塚』を移設し、核兵器や放射能の怖さや平和の尊さを多くの人たちに訴えたいと思っています。
 そのような思いのもと、本年4月より築地市場の跡地にマグロ塚設置のための署名運動を展開することを決め多くの皆さんに訴えてきました。ビキニ事件の意味を振り返り、署名運動のさらに多くの方に拡大していただくため、大石さんを交えての話し合い・交流を行いたいと思いす。ぜひ皆さんの参加をお願いします。
日 時:2016年9月22日
場 所:夢の島マリーナ2階
資料代:500円

久保山愛吉忌 9・22平和集会

当日は生憎の雨でしたが31人の方が参加してくださいました。
大石又七さんもしばらくぶりに参加してくださいました。
署名数は当日会場分も含めて1500名の方に書いていたくださいました。



プログラム
〇13:30~14:10
ビキニ事件について (映像を含め)東京工業大学名誉教授 山崎正勝さん
〇14:10~14:25
マグロ塚にかける思い 大石又七さん


〇14:40 ~14:50  
署名運動の現状と今後について 田園調布学園教員 川口重雄さん

【14:25 ~14:40 】休憩

〇14:50~15:40
   被爆マグロ埋め立ての件ならびに築地市場 豊洲移転問題について 
野末誠さん(築地市場 仲卸/NPO法人 市場を考える会 理事
/築地市場移転問題裁判 原告メンバー)

〇15:40~16:00
フリートーク(参加者の感想と意見交換)

会場で配布した9・22平和集会資料は以下です。

もし下記の資料をご希望の方は、メールで問い合わせください。(jcpd@peace.email.ne.jp)
原爆マグロ年明け発掘 1p
10円募金署名運動 2p
青島都知事への要請 3p
要望活動の経過 4p
なぜマグロ塚なのか 大石又七 5p
プレート設置 6p
プレート設置に関わる固定資産贈与契約書 7p、8p
マグロ塚の仮設置 9p
マグロ塚を展示館横に設置の経過 10p
マグロ塚の取り扱いについて(東京都建設局公園緑地部)11p
マグロ塚取扱に関する東京都建設局公園緑地部との交渉 12p
東京都建設局・公園管理担当部長様 大石又七 13p
マグロ塚解説板の原案 東京都 14p
マグロ塚及びマグロ塚解説板預かり書 東京都 15p、16p
ビキニばく 福竜丸以外 労災申請へ 17p
「泣く魚」の塚 朝日新聞 18p


2016年9月28日水曜日

2016年9月7日水曜日

署名運動を行います

築地の市場移転が2016年10月よりに行われる予定です。それに伴い築地市場は取り壊されることになっています。 
これを機に以下の署名運動を展開してまいります。

東京都知事殿
東京都議会議長殿 
 1954年の水爆実験で第五福竜丸を始め多くの船が被爆しました。また放射能マグロ騒ぎが起こり、築地魚市場はもちろん日本中がパニックになりました。多くのマグロが地中や海に捨てられ、魚屋さんやお寿司屋さん魚河岸もお手上げになりました。
埋められたマグロ、食卓に上ったマグロにも、まぐろ好きな日本人らしく 供養と感謝の思いをよせて『マグロ塚』を作りたい。それは核兵器の怖さと平和の尊さもさりげなく訴え続けてくれる。
そのような思いのもと、元第五福竜丸乗組員大石又七は、1997年『マグロ塚』の設置を呼びかけ、署名とともに10円募金を開始しました。全国各地の多くの皆さんから、とりわけ小・中学校の生徒から賛同・支援をいただきました。
 署名・募金を受けて東京都と交渉を行いましたが、中央市場の移転問題により市場には『塚』ではなくプレートのみ許可され、1999年中央市場の正門に設置しました。その後、暫定的に第五福竜丸展示館の横に『マグロ塚』を設置することができました。
私たちは、いずれこの『マグロ塚』は築地の市場に移設されるべきものと考え、運動を継続してきました。
 中央市場は豊洲に移転し、201611月より築地中央市場の解体が始まることになっています。中央市場の跡地利用については今後検討されると思いますが、この跡地の一画に『マグロ塚』を移設し、核兵器や放射能の怖さや平和の尊さを多くの人たちに訴えたいと思っています。
東京都に次の内容を強く要望いたします。  
要望 築地の中央市場跡地の一画にマグロ塚を移設すること。  
築地にマグロ塚を作る会代表 大石又七
事務局 及川 佐
連絡先 〒171-0043 東京都豊島区要町3-1-13-520
電話 090-4818-7709  email:jcpd@peace.email.ne.jp

署名用紙
署名や呼び掛け人・賛同人を用紙を希望する方は以下の画像をプリントしてお使いください。
プリントの仕方:画像を選択してから必要な場所に別名保存してください。
          選択してからマウスの右クリックを押すと保存できます。
          別名保存したデータを開いて印刷を行ってください。
          画像データでなので印刷は薄くなります。
          不明の場合は上記の電話・メールに連絡ください。

署名用紙 マグロ塚署名用紙(表面)


署名用(裏面)

呼び掛け人・賛同人一覧(2016年9月4日時点) 到着や事務作業の前後がありますので、記入なさっても漏れがあるかもしれません。今後改善してまいります。
呼び掛け人・賛同人記入用紙

築地にマグロ塚を作る会とは

         

経 過

本会は、「1954年の水爆実験で、放射能マグロ騒ぎが起こり、築地魚市場はもちろん日本中がパニックになりました。457トンものたくさんのマグロが地中や海に捨てられ、魚屋さんや、お寿司さん魚河岸も、お手上げになりました。その教訓を忘れないようにしたいのです。埋められたマグロ、食卓に上ったマグロにも、マグロ好きな日本人らしく、供養と感謝の思いをよせて作りたい」との大石又七さんの呼びかけにもとづき、築地の中央市場への建設の要請と署名及び10円募金活動を行ってきました。その結果署名は2万2千名、募金は約300万円が集まりました。これは全国各地多くの賛同する人たちからの支援、とくに小・中学校の生徒からの支援も多くありました。
 築地の中央市場を管理する東京都からは市場の移転や改修計画を理由にプレートの設置のみが許可され、2000年の1月8日に中央市場の正門にプレートを設置することができました。又、本来ならば築地に置くべき『塚』は暫定的ながら第五福竜丸展示館前に設置する事になりましたが、いずれこの塚は、築地の市場に設置すべきものと考えています。
 97年当初はマグロ塚をつくる会といっても、大石さん一人から署名・募金活動を開始され、その後徐々に支援の輪が拡がってきました。今後とも築地の中央市場への塚の設置実現のためには、大石さんや多くの人たちが協力して持続的で広い活動を行うことが必要とされています。その為にも『築地にマグロ塚をつくる会』の会則等をつくり、機能的に運営し、多くの支援してくれる方にその活動の内容を伝えたいとおもっています。

                      会 則

1.(名称所在)この会は『築地にマグロ塚をつくる会』
と称し、代表は大石又七。連絡先は事務局及川まで。電話:090-4818-7709  メール:jcpd@peace.email.ne.jp)まで。
1.(目   的)この会は築地にマグロ塚を設置するための活動をおこないます。またこれに係わるビキニ事件の実相広めるための活動・核兵器廃絶のための活動を行います。
1.(事   業)この会は目的達成のため必要な宣伝、組織事業活動を行います。
1.(組織と運営)この会は会の目的に賛同する個人をもって構成します。
会は年一回総会を開催します。総会にはすべての会員が出席できます。
総会では会の運営方針、役員他必要事項を決定します。
会の役員は、代表 運営委員
総会の間の運営は役員による運営委員会があたります。
1.(財   政)財政は会費および目的に賛同する寄付・事業活動によってまかないます。会費は年間1000円とします。